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脳腫瘍闘病記 治療編その3 こんなはずじゃなかった集

手術は無事終了。

心配した髄液漏れは中程度。

背中に管を入れて髄液を排出しながら、腫瘍跡が塞がるのを待つ。

5日間程度ベット上で安静。

食事の時のみ起き上がることが出来るが、それ以外は寝た切り。寝返りは可能。

 

手術前、一番恐れていたのは尿管だったのですが、他に気になる事があると気にならなくなる法則。もはや尿管など全く気にならなかったわ。

 

てな訳で、最終回は「こんなはずじゃなかった集」

頭の中はとしちゃんの悲しみTOOヤング。

 

その1)いろいろ痛い

私ね、ホント、頭の中に出来たおできを取るくらいなかるーい気持ちでいたんです。

手術前の説明でも、翌日から着替えも出来るとか、最短1週間で退院したとか、手術翌日から食事は出来るとかの説明を受けていまして、もちろんこれは髄液漏れがない場合、という前提だったのも理解していましたよ。でもさ、自分がどうなるかなんてわからないじゃん。先生の見立てでは、腫瘍は血液半分、ゼリー状半分ということだったので、取りやすいかなーとか思ったりしてかなり楽観していたのだと思う。

しかーし!脳の手術は大変なんだな、と終わってみて実感。

 

まず、頭が痛い。これは頭痛の痛さじゃなくて、たんこぶ

麻酔をしていても動いてしまうと危険なので、頭を固定するために何かしたらしい。

左側に大きめのたんこぶとピンを刺したために出来た血糊。

右側には送管をしたためにできたと思われる傷と針。そしてたんこぶ。

 

お腹の傷が痛い。横に5センチぐらい。

腫瘍の穴を埋めるためにお腹から脂肪となんちゃら筋とかいう膜を取って糊でくっつけるんだって。

どうせなら3キロくらい脂肪を取ってくれてよかったのに。

双子の帝王切開の時に出来た縦傷に加えて、横傷が出来た。

でも今回の横傷の方が傷みが少ない気がする。

 

鼻の下が痛い。 ←継続中

正確には、唇と歯茎の付け根。そこを2.5cm切開して内視鏡を挿入していったらしい。

ここは溶ける糸で縫ってあるのですが、いったいいつになったら溶けるやら。

突っ張って痛いのー。

 

顎が痛い前歯が痛い。←継続中

手術中は一体どんな状態だったのだろう?

もちろん口はおーーーっきくあけられて何かしらの器具が挿入されていたんだろうねぇ。

そんなわけで、顎が痛くて口が大きく開けられません。

前歯もジンジンしているよ。

 

 

その2)顔が違いすぎ

手術後はまーーーー、ひどい顔だった。

むくんで、痣が出来て、顔洗えなくて、髪も洗えなくて、お肌もカサカサ。

髪ボサボサとお肌カサカサはアラフィフ女にはキツイわー。

ドモホルンリンクルの無料お試しセットを現在検討中です。いや、まじで。

髪の毛もねぇー・・・。ああ、こんなことなら髪をショートにしてくるんだった。

あと、切開した部分を縫ってあるので、鼻の下が妙に伸びているんだよね。

鼻にはけっこうな量のガーゼの詰め物をしているため、鼻の穴も大きくなってたなー。

ああ、この鼻の穴ガーゼを取る時、まじスポーンって音がした。

痛かったなぁ、この時も。

 

その3)食べられないのに痩せてない

5日間寝た切りは覚悟していたけど、手術の日からのカウントなのか、翌日からカウントなのかが超気になる。

結局のところ、丸5日寝た切りで、6日目の22日に歩行許可が出ました。

火曜日(20日)に、木曜日(22日)に背中の管を抜くよ、と言われた訳ですが、この火曜日がものすごく辛かった。

だって、次の日も一日寝てなきゃならないんだよ。

手術当日の夜と、この火曜日の夜がきつかったなー。

ま、それ以外はさほど辛くもなかったのでご安心ください。

で、本題。

手術翌日から普通食を食べてもいいよ、と言われたのですが、歯が痛いし、口はあかないので、そんなのムリ!

翌日から普通食食べられる奴いるのかよ!呼んでこいよ!と心から思ったわ。

そんなこんなで、食事はやわらかめのおかずに、おかゆ。

寝た切りの時におおきいの(トイレの話ね)が出ちゃうとイヤだなー、と思って、あんまり食欲なかったわ。

だから期待したのよ、激やせを。

いやー、現実はそうそう甘くない。

自由になった22日、早速体重計に乗ったけど、二度見しちゃったよ。

全然やせてないーーーー(涙)。

のちに先生が「激やせしたでしょ?」と言ったので、「いえ、ぜんぜん」と答えたら、先生に驚かれた。

髄液が漏れてると4キロ位体重減るんだよー、だって。

漏れてなかったってことなんじゃん?そういうわけじゃないか。

実際は2キロぐらい減っていたんだけど、先生いわく、それを激やせというらしい。

私はそうは言いません。だって、入院前は食べ過ぎて2キロ増だったんだもん。

 

その4)喉渇き過ぎ

尿崩症の治りがけっこう遅くて、3リットル飲んで3リットル出す、って感じが数日続く。

点滴で抑えられるのですが、薬の量を調節しているからたまにものすごく喉が渇く。

人の生理現象というのはすごいもんだなぁ、と思いました。

おしっこで水分が外に出たら、喉が渇くということで水分を摂取しなければならないことをちゃんと教えてくれるんだな、と。

今は服薬で調節中。そろそろ通常に戻れそうな予感。

 

その5)匂いがわからない

 

味はわかるんだけど、匂いがさっぱりわからない。

これってけっこう危険ね。

トイレの臭いとか、ゴミの臭いもわからないから実はすっごい臭いけど気付けないって事がきっとある。

周囲に迷惑かけたらどうしよう、とびびってる。

臭覚は必ず戻りますっていわれたけど、早く戻ってほしいなー。

 

 

手術翌日とは言わなくても、数日経てば通常生活に戻ると思っていたので、こんなはずじゃなかったは多かったなぁ。

「だからブログの闘病記読んでおけばよかったのに」という旦那の声が聞こえてきそうだけど、知らなかったこそ耐えられたっていうのもあるのだよ。

 

12/22(木)に体中の管が抜けてからは、表現が違うのはわかるけど「坂道を転げ落ちるよう」な感じで良くなって行きました。

体力がないだけ。昼間張り切って動くと夜熱を出す、とかいうのはあったけど。

歩けるし、頭が痛いとか、気持ち悪いとかもないし。食欲もあるし。

この画像を娘たちに送ったら安心したのか、お見舞いにも来やしない!ま、いいんだけど。

 

そして、12/27(木)無事退院♪

年末年始は何もしないで過ごして今に至ります。

 

入院中の私の心の支え。

去年の夏に京都の御金神社でひいたおみくじ。ちなみに大吉。

大吉なので記念に持って帰ってきていたの。

ひいた時はまったく気にしなかったのですが、脳腫瘍が発覚してから見てみたらびっくり!

なんて素敵な文字でしょう!「軽し なおる」。

 

腫瘍摘出のおかげで、左目はほぼ以前の状態に戻りました。

右目は↓こんな感じ。  

まだちょっと見えない部分があるのだけど、視力検査では1.2が出たよ。

 

私が患った脳腫瘍は「良性」で、転移するとか、ガン化するとかいったことはないのですが、今回の手術で腫瘍を完全に取りきれたわけではないので、今後は再発におびえることになるんです。

まあ、でも、「軽い なおる」を信じて、しっかり検査を受けていこうと思います。

| 制作者より | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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